AIベンチャー株式会社シナモンCEO 平野未来のセブンルール
AIを専門に開発するベンチャー企業「シナモン」代表取締役社長CEO・平野未来さん。
昨年9月に行われた、社会で活躍する女性を選出するForbes JAPAN主催「WOMEN AWARD」にて賞を獲得するなど今注目を浴びる起業家の1人です。
彼女が目指すのは「AIが単純作業をやることで働く時間を減らし、人間がクリエーティブなことに集中できる世界」。
そんな彼女のセブンルールとは?
AIベンチャー「シナモン」代表取締役社長CEO 平野未来とは?
プロフィール
東京都出身38歳。二児の母。
弁護士の父と専業主婦の母のもと、浅草の下町で生まれ育つ。
2002年 お茶の水女子大学 入学
2006年 東京大学大学院 入学
2012年 シナモンを企業、写真を送り合えるチャットアプリを開発
2016年 AI事業に転換 開発をスタート
東京大学大学院でAIを学び、卒業後「シナモン」を起業。
各分野に活用できるAIを開発し、現在100社以上の企業がシナモンのAIを導入している。
昨年には政府主催「新しい資本主義実現会議」の有識者に抜擢され、AIを使った経済政策について提言を行うなど多方面で活躍。
AIの力で長時間労働をなくし、子供たちにより良い社会を残すための”未来の働き方”を目指している。
平野未来さんの家族は?
夫は、ケイシー・ウォールさん。
ソフトウェア会社を経営している。
結婚5年目だそうです。
子供は長男4才、長女3才。
今は2人だが、3人目を妊娠中。
本人は料理や家事がニガテだそうです。
平野未来さんのセブンルールとは?
1 洋服は7着を着回す
洋服は7パターンを用意して着回しているそうです。
これは、多忙な仕事をこなすため創業当時から続けていることだそうです。
カラー診断や骨格診断を利用して自分に合う洋服を選び、一週間の中でかぶらないよう7着用意。
なぜこんなことをするのでしょうか?
それは、1日に使える意思決定の力は限られているので、なるべく大事に使うためだとか。
洋服を選ぶことは、平野さんの中で優先順位が低いらしく、なるべくそういうことには力を使わないだとか。
自分の意思決定の力は、未来を作るということに使っていきたいそうです。
2 アイデアは寝転んで考える
新しいアイディアを閃きたい時、平野未来さんは寝転んで、目をつぶって考えるそうです。
これは高校生のときから実践されているらしく、高校時代も数学の問題を寝ながらイメージして解いていたそうです。
逆に、パソコンの前に座って考えると現実に引っ張られて、良いアイディアが出ないそうです。
3 夫婦で毎日「幸せ度」を点数化する
毎晩子供が寝たあとに、夫婦でお互いが今どれくらい幸せかを10点満点で聞くするそうです。
もし10点じゃないときは、どうしたら10点に近づけるのか、夫婦で話し合うそうです。
この時間が、相手に対しての不満は言いにくいけれども、お互いに自分がしてほしいことを言いやすいシチュエーションになっているそうです。
4 プレゼン資料は1枚10秒で読み終える
マイクロソフトの研究でも人が集中力を持続できるのは8秒という結果があるそう。
なので、プレゼンの資料は、絵やイメージをメインに、重要なキーワードを一つ添えて、
1枚のスライドを10秒でプレゼンするそうです。
5 宿題の範囲は子供に決めさせる
昨年から子供二人を公文に通わせているそうです。
公文の先生からは、1日10枚のプリントをやるように宿題を出されているそうですが、毎日の枚数は、子供に決めさせているそうです。
こどもの好奇心を大事にしているそうで、自分がたのしいとおもってやる気持ちを育てたい。
将来やりたい!これを実現したい!ってことが実現できるひとになってほしい。
そのためには好奇心が必要で、好奇心を育てたい、そんな思いから枚数を決めさせているとか。
6 神社では30個お願い事をする
神社では3分ほどかけて、30個のお願いをするそうです。
30個を出そうとすると、なかなか出ない、でもそこからひねり出すと、自分でも気づいていなかったことに気づけたりするそうです。
自分の心の中に気づく時間になっているのですね。
7 やりたいことは人に話す
平野未来さんは、「こういうことをしたいな」っていうふうに思ったら、どんどん口に出すようにしているそうです。
自分一人で考えられることはすごく限られている。
だから、経験がある人にどんどんぶつけていく。
そうすると、どうしたらうまくいくのかっていうのを、そういう正解にもなるべく早くたどり着けるというのです。
確かに一人で考えていても埒が明かないときってありますよね。
経験者に聞いて目標までの時間短縮ということですね。
ですので、思っていることは、どんどん人に話して、実現への道を近づけるそうです。
さいごに
今回は、AIベンチャー株式会社シナモンCEO 平野未来のセブンルールをご紹介しました。
平野未来さんは、父親曰く、小さな頃から手がかからなかった子どもだったそうです。
家には12箇所に本棚が設置され、たくさん本を読まれて来たそうです。
親の教育方針でなく、自らの好奇心でAIの道に進み、世界を良くするアイディアを実現する。
こんなパワフルな女性がこれからも、たくさん出てきてほしいです。
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