中学受験を考える上で、いつから対策を始めるか?悩まれるご家庭も多いと思います。
我が家も例外ではありません。
低学年のうちに中学受験の準備は必要なのか?
また低学年のうちはどんなことに気をつければいいのか?
解説したいと思います。
中学受験のために先取り教育・早期教育は必要か?
早期教育の必要性を考える上でカギとなるのは、小1や小2でどのような内容を学習するのか?だと思います。
特に重要なのは「なぜ?」「どうして?」と考えることだと思います。
例えば、計算や知識の蓄積を早いうちから行うことで、処理能力を高められる、と言われています。
計算を解くスピードが速くなるということは、確かに良い面もあります。
しかし、早いうちから処理能力が高くなると、物事を機械的に考えてしまう傾向が強くなり、
「なぜ?その答えになるのか?」
を考えることが疎かになってしまうリスクもあります。
つまり、早く解く練習よりも考えて解く問題に触れることが大切だということです。
早期教育には大きなメリットがありますが、デメリットも生まれてしまい表裏一体だと思います。
低学年のうちは、自ら考える思考力・表現力をつけることが必要
近年の中学受験では、暗記や詰め込み型の知識ではなく、自分で考え表現する思考力・表現力が求められています。
そのために重要なのが、
「子ども同士のコミュニケーション」です。
大人が一方的に教えると、子どもはすぐに答えにたどり着いてしまうため、答えまでの過程を考えることが減ってしまいます。
一方で、友だちと一緒に考えれば、多角的な視点に気づくことができるのです。
時には、大人が思いもしない発想が生まれることもあります。
こういった積み重ねが思考力・表現力の養成に繋がっていくと思われます。
上記を踏まえて、低学年のうちは、色々な経験をまずは積ませることが大切だと思います。
どのように経験させるか?テレビやタブレットは必要?
テレビから得られる情報も沢山ありますので、一概に禁止というのはどうかと思います。
親がしっかりと番組を選択し、時間を設定し見ることは有意義な時間を過ごすことが出来るでしょう。
出来れば、見る時間などは、本人の意思を尊重させ、自分で決定できると、尚、良いと思われます。
その他、本を読む、旅行に行く、スポーツ観戦する、家のお手伝いをするなど、身近なものでも何でも良いと思いますので、子供が興味を持ったものについては、親が口出しせずに見守る姿勢で対応していくと良いと思います。
さいごに
子供は親が好きなこと、興味あることに、同じように興味を示す傾向があります。
親も無理をせずにできる範囲で、ご家庭ごとの経験の形を見つけ、中学受験準備への備えができればいいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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