10月31日に日能研で実施された小学2年生の「全国テスト」。
我が家は、自宅受験をしました。
答案用紙は早速、アプリでデジタル送信。
まだ採点結果は出ていませんが、
今回は、テストがどのような内容だったのか、自己採点結果とともにご紹介します。
算数
算数のテスト概要は、このようなものでした。
算数 30分
配点は発表されていませんので、何点満点なのかわかりません。
印象としては、
先日受けた、四谷大塚の「全国統一小学生テスト」とは全然特徴の異なるテストでした。
どういう点が異なるかというと、
1,記述式解答がある
記述式解答なので、正解が一つしかないというわけではありません。
自分の思考力や感性で文章を書き、求められる課題に対して答えないといけません。
ただ、計算するだけ、という問題ではないのです。
2,思考力を問う問題がある
問題をしっかりと読み解くチカラが必要で、
そこから粘り強く考える思考力が必要でした。
しっかりと問題を読むことができれば、テクニックを知らなくても解答できる問題、という感じでしょうか。
四谷大塚の「全国統一小学生テスト」は、もう少し「ひらめき」が重視された思考力を問う問題だったかと思います。
算数 自己採点の結果
【算数】 | 解答欄 | 解答済 | 正解 |
非記述 | 20枠 | 14枠 | 11枠 |
記述 | 2枠 | 2枠 | 2枠 |
親から見た感じでは半分ギリギリ取れているか?という見立てです。
配点が公表されていないので、自己採点しづらいのですが、解答箇所数で数値化してみました。
前半の計算問題は、ほぼノーミスながら、時間切れで後半の問題までたどりつけていないという状況でした。
30分という時間制限の中で、いかに丁寧ながらもスピード感を持って一問一問をこなして行くかが、我が家の課題のようです。
国語
国語のテストの概要は以下のようなものでした。
国語 30分
大問はどちらも、文章を読ませる問題でした。
算数につづき、国語でも自分の考えを記述させる問題が全部で3問ありました。
長文のお話を読むだけでも時間がかかるのに、そこに自分の考えを載せて表現しなくてはならない。
これは、特に小学校の勉強だけしかやってこなかったようなお子さんには難しいことだと思います。
国語 自己採点の結果
【国語】 | 解答欄 | 答案 | 正解 |
漢字 | 10枠 | 9枠 | 8枠 |
選択式 | 10枠 | 7枠 | 7枠 |
記述式 | 3枠 | 0枠 | 0枠 |
漢字は全問とっておいてほしいところですが、8問/10問中正解にとどまりました。
ここは、漢字は点数を取るためのものなので、次回からは取りこぼしがないように、漢字の様々な用例などについても復習しておきたいと思います。
選択式の問題に関しては、解答を記入した問題に関しては全問正解しているようです。
まずは、お話を読み、きっちりと理解しながら進めていることがわかります。
問題は、記述式です。
普段の小学校でのテストでは、今回出題されたような、「文章を読んで自分の考えを書く」ような問題は出されません。
言わば 本人にとっては新出問題だったかと思います。
まず、どのように答えればいいのか、分からない。
読んで、それに対して自分の考えは、特にない(もしくは、考えてなかった)。
時間制限のあるプレッシャーのかかっている中で、自分の考えがまとめられなかったのだと思います。
このあたりは、全国テストの復習はもちろん、記述式(意見を述べるタイプ)のドリルに普段から取り組む必要があると思いました。
いずれにしても、前回の四谷大塚の「全国統一小学生テスト」につづき、
課題が沢山見つかったテストとなりました。
ですが、この時期に親子共々様々な課題を見つけられたのは、むしろラッキーかも知れません。
いま、どのようなチカラが不足しているのかがよくわかりました。
その部分を、家庭学習の中で重点的に取組んで行きたいと思います。
まとめ
中学受験の準備は新4年生から、というのが最近の傾向。
でも、それも年々早く準備される方が増えてきています。
今回、塾に入室するのが新4年生からであっても、こういった学力テストは
2年生でも全然早いことはない、と感じました。
むしろ、早くから情報収集することで、新4年生でのスタートが上手く切れそうな気がします。
みなさんも、無料の学力テスト、ぜひ受けてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうござました!
参考になりましたら、ブログランキングに投票をお願いします!
コメント